セブ島で暮らしていたぴなこです。今回はセブ島の小学校について。
タイトルにはわかりやすくインターナショナルスクールと言ってますが、プライベートスクール(私立高校)になります。
わが家の長男と次男が通っていたのはBright Academy(ブライトアカデミー)というバニラドにあるプライベートスクールです。
海外の小学校へ通うのは異文化体験ができたり、日本にはない行事があったりします。
学校の生活ひとつをとっても文化の違いや考え方の違いがあって中々おもしろいんですよね。そんな日本とは違ったセブ島での小学校生活を紹介します。

小学生のカバンは大きなストローラー付きバッグ
小学生のシンボルでもあるランドセルを背負って学校へ行くのは日本独特の文化ですよね。
セブ島の小学校ではこんな大きなストローラー付きのバッグに入れて持っていくんですよ。上についている小さなバッグはランチバッグ。
SMのような大きなモールなどでスクールバッグとして売られています。これ、コロコロできると言ってもなかなかの重さがあるんですよ。
インターナショナルスクール・プライベートスクールは基本送迎なので(一部スクールバスもあり)自分で持つことはなく、お手伝いさんやドライバーさんが持ってくれます。
贅沢だよねー。自分自身で持つのは学校に入ってからのみ。
きっとプライベートスクールが主で、パブリックスクールに通っている子供達でこの大きなバッグを持っている子は見たことありません。
基本的にプライベートスクールには外国人の子供かフィリピンでも富裕層の子供達が通う学校なので、お手伝いさんがいて当たり前という環境。

学校の中でヤヤ(お手伝いさん)が子供の世話をするのはいたって普通
フィリピンでは一人の子供に対して一人のヤヤが付くのが普通。

当然普段の生活の中でのお世話をしてくれるのですが、それが学校の中でも日常的です。
学校でのイベントごと、部活動のサポート(着替えとか)はヤヤさんがするのが普通。
基本的に手取り足取りお世話をするので最初はビックリします。靴下も自分ではけない子もたくさん。さすがに高学年になってくるとはけない子はいないですがね。
学校でのイベントやパーティには両親も来るけれど来ているだけ。ヤヤさんがお世話してます。
わが家の息子には一人一人に専属のヤヤさんをつけていなかったので、「泥んこになって遊んでるよ」「(部活のサッカーが始まる時に)着替えさせてくれる人がいない」って、他のヤヤさん達からすごく「かわいそうな子」のように言われてました(笑)
子供は多少泥んこになって遊ばなきゃ!って考えは日本独特の考えかな。
「誰もいないから私が着替えさせてあげたからね」ってよそのヤヤさんにドヤっと言われてましたが
「いやいやいや、うちの子一人でできるからしなくていいよー」って感じでした。はい。
何でも自分でさせたかったので過剰なお世話はしてもらわないようにしてました。

ゲートにいるセキュリティガードの素晴らしい才能
プライベートスクールのゲートにはセキュリティーガードが立っています。

このセキュリティが素晴らしいのは全ての子供達の顔と名前はもちろん、送迎に付きそう人の顏まで覚えていること!
子供ひとりに対して送迎するのはひとりだけとは限りません。わが家の場合は私、旦那、お手伝いさん、ドライバーの誰かが送迎の際にゲートまで送って行ってましたが、全員の顔を覚えてました。
送迎に携わる人は学校に登録をしないといけないのですが、送迎する人間がいわゆるIDカードを首から下げる必要はないんです。
基本的に迎えに行った時はゲートの外で待つんですが、迎えに来た送迎者の顏を見てその子供達をマイクで呼んでくれるんです。
よっく覚えてるよなぁってほんと感心していました。
誘拐が多いフィリピンではこんなセキュリティーガードのおかげで子供達の安全が守られているんですよね。ありがたい。
子供達が楽しみにしているスナックタイム
セブ島の学校では2時間目の後にスナックタイムがあります。

スナックタイムでは文字通り、ちょっとしたお菓子や軽食を食べるおやつの時間です。
スナックタイムに持っていっていいのはフルーツやジュース、クッキー・ビスケットなどです。
ポテトチップスなどのいわゆるスナック菓子は禁止されていました。
息子たちが持って行ってたスナックタイムのお菓子はこちら。
朝食食べて行った後でもちょっと小腹すくじゃないですか。
そんな時にスナックタイムがいい感じで挟まれてるんですよね。そんなおやつの時間があるって羨ましいですよね。

学校でイベントがあるたびにお揃いのTシャツを作る
基本的にパーティやイベント大好きなフィリピン。学校行事も割と頻繁にあっていました。
「○日は地球の環境問題について学ぶので学校の中でパレードをします!」とかね。
そんなイベントではドレスコードが決められ、毎回お揃いのプリントのTシャツを作るんです。
この時はバックプリントのみ。地球のプリントでしたね。
また、スポーツデイというものがあり、日本でいう運動会的な行事もありました。
赤・黄・緑・青に縦割りでチームに別れ、サッカーや陸上、バスケットなどで競い合います。この時も毎年お揃いのTシャツをオーダー。
Tシャツは毎回1枚200円ほどでした。

お誕生日には学校にデリバリーしてみんなでお祝い
これは幼稚園がメインですが、お誕生日の時にはランチタイムにレストランやジョリビ―(フィリピンで人気のファーストフード店)などからデリバリーをしてみんなに振る舞ってお祝いをしてもらいます。
お誕生日の家庭がデリバリーをオーダー。別に幼稚園からの強制でもなんでもなくて、ごく当たり前な感じ。

子供の数は1クラス15人いるので毎月のようにこんなバースデーランチがあってました。
これが小学生になると超豪華な誕生日パーティーが開催されます。これはまた別記事で。
まとめ
セブ島のインターナショナルスクールブライト・アカデミー(Bright academy)の学校生活を紹介しました。
インターナショナルスクールよりもフィリピンの子供達の数も多いプライベートスクールの方がお国柄の特色が強く現れるかもしれません。
当然日本の学校とは違う部分が多くあって、それに触れるのも楽しいものです。

セブ島は親子留学のプログラムがある語学学校もたくさんあります。
セブ島へ親子留学した場合の費用と、親子留学のプログラムがあるスクールを紹介しています。