フィリピン・セブ島でメイドさん(お手伝いさん)の探し方
こんにちは。ぴなこです。
フィリピン・セブ島に暮らしているとメイドさんがいないと困ることも多々あります。

しかし、なかなか見つからないのがメイドさん。
メイドさんを探すのも簡単なことじゃないんですが、それも良いメイドさんとの出会いとなるともう宝くじに当たるようなもんです。
これはセブ島に暮らす日本人ならずとも、フィリピン人も同じように頭を抱えているんです。
「でもメイドさんってどうやって探したらいいの?」 ですよね。
異国の地にきてどうやってメイドさん探すんだろうって不安になると思いますよ。
なので今回はメイドさんの探し方について。 どうやって探したらいいの?って疑問に答えちゃうよ。
フィリピン・セブ島でメイドさんを探す方法は3つ
フィリピン・セブ島でメイドさんを探す方法は大きく分けて3つあります。 1つずつ紹介していきましょー。
1.知人に紹介してもらう
まず1つ目。
ひたすら知人に「誰かメイドしたい人はいないか~~い???」と探してもらう方法。
一番最初にするならこの方法でしょうね。 常に知り合いに声をかけておきます。
のんびり、気長に待ちましょう。。。
すぐには見つかりません。
責任感の強い日本人はメイド紹介をかなり嫌がります。
紹介した人物が確かな人間だ!って保証ができないから。
メイドさんは問題行動を起こすケースが多いからです。
なので自分が悪くなくても紹介した手前責任を感じてしまうのが日本人。
その分フィリピン人の方がほいほいっと無責任に紹介してくれます。
でも良いメイドさんじゃなかったからって相手を責めないようにしましょー。
フィリピンに来てすぐで知り合いがまだいない。。
という人には家探しをした不動産屋さんなどに聞いてみてもいいでしょう。
ピナコ宅へ初めて来たメイドさんは家探しでお世話になった不動産屋さんにお願いして紹介してもらいました。
とても料理が上手なだったのですっごーーーーく助かりましたよ、ほんと。
日本に帰ってきた今でも親交があって「日本で雇ってほしい」って言われたこともあったけど、さすがに日本に連れて来れないからー。
でも良い子だったのでこの子だったら誰かに紹介できるよ、って感じでした。
料理上手だったリンリンちゃん。

2.エージェントに紹介してもらう
2つ目の方法はエージェントに紹介してもらう。
一番手っ取り早いかもしれません。早急に必要な時など。
ただし、エージェントだから良いメイドさんがいるわけではありません。(←これ重要)
エージェントの場合気をつけないと、悪さをしてはエージェントを渡り歩いているメイドさんも多いのです。
エージェントは紹介料で成り立ってるので、いかに多く紹介できるか! と考えれば、その人物を自信を持って推薦してるわけではないのです。

メイドさん紹介エージェントってこんなん!
参考に、私の利用したエージェントのシステムを紹介しましょう。
これはセブ島のエージェントを利用した時のお話し。
知人に紹介してもらったエージェントのオフィスに出向いて、その場にいるメイドさんを紹介してもらいます。 ここは電話予約とか必要ありませんでした。
いきなり行ってOK。
エージェントは小さな1部屋しかないオフィスで、そこのマネージャー的な女性がデスクに1人。
ソファがあってメイドさん候補が5.6人座っていました。
メイドさん候補はクライアントが来るまでひたすら待っております。
日によって何人いるかわかりません。
ほぉほぉ・・ここから選べというの?とドキドキしながらオフィスの中へ。
メイドさん候補者たちからじーーーっと見つめています。
いやいやこっちが緊張だわ。
いちを「履歴書」「無犯罪証明書」 などをチェック。
でもこれ事実かどうか不明。 ウソ書いても外国人である私たちが調べるすべもないですしね。
気に入った子がいなければ、また別の日に。
一通り全員の履歴書をチェックした後は「どの子を面接したい?」って聞かれるので、 全員がこっちを注目する中、とりあえずあの子・・と指さして選びます。
ぐぬぬ・・・無言のプレッシャー。
選ぶ基準なんてもう完全にフィーリングですよ。
なんとなく性格良さそうとかね。
だってわからないもん、話してみても。
フィリピンでは普通のシステムだろうけど、日本人からすると慣れないですね。
まぁ面接と言っても、「どんなことが得意?」とか「料理は作れる?」「英語が話せる?」とかそんな感じ。
面接をしている間も他の候補者たちはじーーじーーーーっとこちらに注目。
やりにくいっちゅうの。
この面接を通して気に入れば契約。
紹介料:1人2500ペソ(約5000円)を支払ってその場で契約です。
ここのエージェントで紹介されたメイドさんの給料は2500ペソ(5000円)と決められています。
紹介してもらったメイドさんに問題がある場合、4ヶ月以内に4回まで別のメイドさんを紹介してくれます。
これはそのエージェントごとに違ってくると思います。
じゃあ、あなたに決めるね、と1人を選び(別に2人でも3人でも必要ならば選べます。)
その場で雇用先の家にレッツラGO!と行くことになります。
そんなに大きくないバッグに入っている荷物が彼女たちの全て。
そのバッグ一つを持って、きっとこのエージェントのオフィスで初めて顔を合わせたであろう同志たちにバーイと手を振ってあっさりとお別れ。
ちなみにこのエージェントは3回利用しました。(1回はドライバー紹介) 緊急に必要だったので仕方なく。
本音はあまり利用したくありません。
わが家にいたサンドラちゃん19歳はこのエージェントからやってきたんですが、あえてメイド未経験の子を選びました。
仕事はできないかもしれないけど、高校卒業したばかりですれてないないかなぁ・・(希望)という理由で。

ちなみにサンドラは三男専属のヤヤ(乳母さんのこと)をしてもらってました。
サンドラと息子っち。
日本へ帰る時は息子をギュギュっと抱きしめて涙を流してくれました。
毎日、毎日抱っこしてくれてたから、いつの間にかサンドラにも息子への情が芽生えてくれてたんだなぁ。
3.田舎から探してくる!もしくは別の島から探してくる!
そして3つ目。
これはなかなかの難関。
セブ島のシティ周辺でなくて山~~~の方へ ボホールなどの別の島へ出向いて 働きたい子はいないかえ~~~???とひたすら探すのです。


山の子たちはシティ周辺に比べてすれてなくて素朴な子が多いんですよ。
もちろんメイド未経験の子が多いので1から根気強く教育する必要があります。
我が家にきたヴィヴィアンちゃん20歳。
遠く南のオスロブの山の中からやって来ました。
日本からセブ島に移住してきて10年以上のナイスでユニークなおじ様がひたすら山を駆け巡り探してくれたのです。
⇒駆けめぐったのはおじさんのジャニター(男性のお手伝いさん的な存在)
「人物保証ゼロ」 「口利き料ゼロ」 「責任負担ゼロ」 の3ゼロ契約でオファーを受けてくださいました。
あまり仕事せずよくさぼる子でしたけどね。そのくらいで文句は言えません。
でも自分たちでは田舎の方まで探すなんて到底無理だったので感謝・感謝でした。
このヴィヴィアン探しもかなり難航して大変だったのです。
まず田舎の方に行けば行くほど英語を話せない子も多いんです。
学校に行けない子もいるので仕方ないことですが。
英語どころかまともな日本語だって怪しいピナコですから。
セブアノ語もしくはタガログ語しか話せないメイドさんだと意思疎通が全くできません。
なので最低条件は英語が多少話せるということ。
「多少」は大事です。
完璧を求めたらまた見つからないですもん。
フィリピン・セブ島でメイドさん探しまとめ
このように・・メイドさん探しはなかなか苦労します。 メイドさんを探す方法は3つ
- 知人に紹介してもらう
- エージェントで紹介してもらう
- 田舎や別の島に行って探してくる
どんなメイドさんに出会うかは運だし縁ですね。
文化も風習も違う中で、どうしても抜けきれない日本人感覚が邪魔をしてしまってスムーズにいかないこともあります。
しかしこういった苦労話もセブ島で暮らす中ではまた楽しいことですし、楽しめない人はセブ島暮らしは向いてないかもしれません。
良いメイドさんとの出会いを求めて気長に探してみましょう。