セブ島で家族で暮らしていたぴなこです。
セブ島へ親子留学と言えば「親子で語学学校へステイする」というのが一般的ですよね。
しかし、こう思うことはないですか?
- 子供がまだ低学年や幼稚園で小さいし、座学的に英語を学ぶのは集中力が続きそうにいない。
- セブ島の語学学校で学んだので次はステップアップしたい
- 同年代の子供たちと交流させてあげたい
そんな時、セブ島の幼稚園や小学校へ通うという留学スタイルも選択の一つとして考えてみてはどうでしょう?
そこでセブ島の幼稚園・小学校へ通った場合のメリットと費用、セブ島にあるインターナショナルスクール・プライベートスクールを比較してみます。
セブ島の小学校へ通わせるために移住してきたファミリー
ぴなこファミリーがセブ島に住んでいた時、ある日本人親子と仲良くなりました。
今でも仲良しのそのファミリーは、子供達を連れてセブ島のインターナショナルスクールへ通わせるために移住して来ていました。
英語環境で子育てを・・と考えた時にビザの面、金銭的な面を考えてセブ島がいい!と思ったそうです。
超パワフルなそのママは、旦那さんをひとり日本に残し、息子3人(長男・双子の弟)を連れ4人でセブ島へやってきてたのでした。
しかも初渡航のセブ島でそのまま暮らしていたという。

ぴなこ家族は旦那さんの仕事の関係でセブで暮らすことになり、必然的に子供達はセブ島の幼稚園・小学校に通う事になりましたが、このファミリーとの出会いで目から鱗。
わが子も現地のプライベートスクールに通わせた経験から、確かに他の国に比べたら学費は安いし、英語はしっかり身に着く。
セブ島の幼稚園・小学校に通うというスタイルの留学ってありだよなっ!!!
と、語学学校ではなく、セブ島の小学校で学ぶという留学スタイルは結構現実的じゃん!と感じました。
セブ島のインターナショナルスクール・プライベートスクールへ通うことのメリット
- いろんな国の友達ができる
- 同年代の友達ができる
- 日常生活の中で自然と英語が身に着く
- フィリピンの文化を学べる
- 日本とは違う学校の行事を体験できる
- 英語を学ぶのではなく、英語でその他の教科を学べる
- 短期間(1ターム)の短期留学も可能
わが家の息子たちも日本の幼稚園や小学校では経験できないことを体験できたし、日常の生活の中でぐんぐんと英語が身についていきました。
親である私もセブ島の幼稚園・小学校に触れることができて本当にいい経験だったな。

日本の大学への帰国子女入学ができる
以前はフィリピンの義務教育は10年しかありませんでしたが、教育改革により2016年からから12年になりました。
日本の帰国子女入試は「12年間の教育を終えたもの」という条件を設けている学校が多く、フィリピンの高校を終了した人も入学資格を得れるようになります。

セブ島の住環境
私が暮らしていたころよりもさらにおいしいレストランが充実していたり、日本よりもはるかに大きなモールがいくつもあったりと暮らしていくのに申し分ない環境です。
タクシーも安いので移動も楽だし、スーパーもたくさんあるので買い物も困りません。
海やビーチも近いので子供達が自然の中で遊べる環境もたっぷりです。
もちろんいいことばかりじゃなく嫌な思いもするし、価値観の違いを痛感させられたりしますけど、それを楽しめるならばセブ島の暮らしはいいものです。


語学学校へ通うよりはちょっとハードルが高い?
セブ島の学校へ通うというのは語学学校へ留学するよりも多少ハードルは高いかもしれません。
オールインワンパッケージ状態の語学学校と比べ、自分で暮らすための環境をある程度整える必要があるからです。
- 学校への入学手続き
- 家探し
- ビザの手続き
- メイドさん探し
- 親も多少の英語力が必要
しかし移住サポートなどのエージェントもあるため、これらの「ちょい面倒くさいわっ」ていう手続きもエージェントへ依頼すると楽ちんです。
何でも自分でやっちゃうからね!っていう気合の入ったママなら楽しめるかもしれません。
メイドさんの探し方ならコチラの記事をどうぞ。
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フィリピン・セブ島でメイドさん(お手伝いさん)の探し方。料金はいくら?
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不動産の賃貸契約の際に気を付ける事はコチラ。
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セブ島で家を借りる!賃貸契約前に必ずチェックすべき8つの項目
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ではここからはセブ島の幼稚園・小学校の紹介です。
セブ島のインターナショナルスクール・プライベートスクールの違い
インターナショナルスクール
セブ島の学校にはプライベートスクールとインターナショナルスクールがありますが、この2つの違いは大きく言うと「国際基準のカリキュラムを取得しているかどうか」です。
セブ島のインターナショナルスクールはセブでは唯一国際バカロレアを取得している学校です。
将来、海外の大学へ進学を考えている場合は、インターナショナルスクールに行く方がいいですね。
プライベートスクール
プライベートスクールはインターナショナルスクールではない私立の学校です。
プライベートスクールも授業は英語。プライベートスクールになるとフィリピンの公用語であるタガログ語も授業で学びます。
カリキュラムにこだわらず、英語に慣れることが優先であればプライベートスクールでも問題ありません。
通っているのは外国籍、フィリピンとのハーフの子供達、裕福な家庭のフィリピンの子供達です。
学費も大きく異なる
学費も大きく異なり、プライベートスクールの学費は年間10~20万ペソ(約20万円~40万円)、インターナショナルスクールの学費は年間10~80万ペソ位です。
インターナショナルスクール同様、フィリピンのプライベートスクールも幼稚園から高校までの一貫校が数多くあります。


cebu international school(セブ インターナショナル スクール)
対象年齢 | 2~18歳(幼稚園~高等学校) |
生徒数 | 300~400人/1クラス約10~25人 |
学費 | 幼稚園:10~30万ペソ 小学校(Kindergarten~G5):30~55万ペソ 高校(G6~10):60~70万ペソ 大学準備コース(G11~12):約80万ペソ |
入学試験時期 | いつでも可能 |
CISは1924年にアメリカンスクールとして設立されました。
セブ島では唯一、国際的な教区プログラムである国際バカロレアを取得している学校です。
北米、中南米、ヨーロッパ、アジア、オセアニアと世界各地から生徒が集まっているのも特徴のひとつ。
在籍している生徒の10%が日本人、外国人の教師も多くネイティブの英語に触れることができます。
学費はプライベートスクールと比べると高いものの、敷地が広く、プール・体育館・グラウンドなどの設教材などがとても充実しており、クラブ活動も盛んです。
CISの卒業生の進路には各国の有名大学も多く含まれており、教育の質が高いことが伺えます。
パワフルママのお子さん達が通っていたのがセブ インターナショナル スクールでした。

B.R.I.G.H.T. Academy / Play House(ブライト アカデミー / プレイハウス)
対象年齢 | 2歳~16歳(幼稚園~高等学校) |
生徒数 | 約500人/1クラス約20人 |
学費 | 幼稚園:約15万ペソ 小学校:約15~20万ペソ 高校:20~30万ペソ ESL(最低60時間) 500~800ペソ/時間 |
入学試験時期 | 5~8月(時期と学年によるが、中途入学も可) |
ぴなこの長男・次男が通っていたのがこのスクール。
地元でも人気のプライベートスクールで、のびのびとした自由な雰囲気の校風でしたが、勉強のカリキュラムに関してはしっかり。
長男はこの学校で学んだ2年間が大きく、今でも兄弟3人の中で一番英語力が衰えてないのです。
同じ敷地内にあるんですが、幼稚園がPlay House(プレイハウス)、小学校以上がB.R.I.G.H.T. Academy(ブライトアカデミー)という学校名です。
プライベートスクールの中では、国際色豊かな学校で、高級住宅街の集まる場所にあるため入学希望者も多いです。
広々とした芝生のグラウンドやスイミングプール、体育館、図書館などの施設が整っているのも人気の理由。
面接と筆記試験が他校と比べて少し難しく、多少の英語力がないと入学が難しいです。

ただ、学年を下げても良いと思う場合は幼稚園からスタートしたり、ひとつ下の学年からスタートしたりというのもセブの学校では日常的です。
ESLを併設しているので、入学前に通ったり入学してから英語力をさらにつけるのもいいかも。

ブライトアカデミーでの学校生活の様子を記事にしているので気になる方はこちらをどうぞ。
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セブ島のインターナショナルスクール【ブライト・アカデミー】日本と違う学校生活を紹介
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Sacred Heart School(セイクレッドハート)
対象年齢 | 2歳~16歳(幼稚園~高等学校) |
生徒数 | 約2000人/1クラス約35人 |
学費 | 幼稚園:約7~8万ペソ 小学校:約7.5~9万ペソ 高校:11~12万ペソ |
入学試験時期 | 中途入学可 |
中華系のアテネオ大学と提携しているスクールで、カトリックスクールですが中国語や中国の文化を教育に取り入れています。
通っている子も中華系フィリピン人が多い印象です。
学力が高いことでも知られていて、最先端の教育を積極的に導入しています。また、施設や教材がとても充実しています。
スポーツにも力を入れており、セブの学校の運動財団(Cebu Schools Athletic Foundation; CESAFI)にも加盟していて、バスケットボールやサッカー、バレーボールをはじめとした様々なスポーツのチームがあります。
ここは地元のお友達(日本とフィリピンのハーフ)が通っていたスクール。
セブ島のスクールには小学生でも容赦ない落第制度があるんですが、現地のお友達家族もお姉ちゃんはお勉強できて成績上位なんだけど、弟がついていけなくて進級できなかったって話してました。

Singapore School Cebu/シンガポールスクールセブ
対象年齢 | 2歳~16歳(幼稚園~高等学校) |
生徒数 | 約200~300人/1クラス約10~20人 |
学費 | 幼稚園:約16~20万ペソ 小学校:約30~45万ペソ 高校:約40~50万ペソ |
入学試験時期 | 8月まで |
Singapore School Cebu (CSS)は、マンダウェイにある 12 年制の学校です。
マニラで有名な Singapore School Manila のブランチ校としてセブに 2011 年に開校されました。
ケンブリッジのテストシステムと、シンガポールのカリキュラムを採用しています。
主要科目は、英語、数学、科学、中国語、タガログ語。国別の比率はフィリピン、日本、韓国、ロシアなどとなっています。
学校ではブリティッシュイングリッシュを採用。
英語の授業は、ブリティッシュイングリッシュと アメリカンイングリッシュで行われ、特に ブリティッシュイングリッシュを多く使用し、ライティングと発音の学習に力を入れています。
またNo homework(宿題は出さない) 、Special Time(生徒に応じて行う補習授業)をポリシーに掲げています。
WOODRIDGE International shool/ウッドリッジ インターナショナル スクール
対象年齢 | 2歳~16歳(幼稚園~高等学校) |
生徒数 | 約200~300人/1クラス約25~30人 |
学費 | Kinder(幼稚園):約9~12万ペソ Grade(小学校):約12万ペソ High school(高校):13~15万ペソ |
入学試験時期 | 4~5月 |
WOODRIDGE International はセブのバニラッドにあり、ブライトアカデミーの向かい側に位置しています。
2012 年、校長先生の変更と共にインターナショナルスクールに変り、図書館、遊び遊具、広い講堂やバスケットコートも新しく併設され施設も充実されました。
授業内容では中国語、コンピューター e-class など選択科目も増えて日々進化している学校です。

まとめ
セブ島の幼稚園・小学校で学ぶという留学スタイルの提案ということでメリット・費用・学校の紹介をしました。
インターナショナルスクール・プライベートスクールともにそれぞれの特色がありますね。
子供達が通った印象ではプライベートスクールでもしっかりとしたカリキュラムが組まれていると感じました。
プライベートスクールの学費は年間10~20万ペソ(約20万円~40万円)、インターナショナルスクールの学費は年間10~80万ペソ位と価格面でもかなりリーズナブル。
海外の幼稚園・小学校に通わせてみたいけど費用が・・と悩んでいる人もこの価格であればぐっと現実的になると思います。
語学学校への留学よりも敷居が高いと感じるかもしれませんが、英語環境で教育を受けさせる時のひとつの選択として考えてみてくださいね。
セブ島の語学学校へ1週間から親子留学もあり
いきなりセブ島の学校へ通うのはやっぱりハードル高いかな・・と思う場合は、語学学校へ短期の親子留学という選択もありです。
1週間、2週間という短い期間でも気軽に、しかもリーズナブルなのがセブ島の魅力。
『セブ島親子留学の費用はいくら?親子留学プログラムのある学校を調べてみたよ!』では私自身が知りたかった親子留学のプログラムがある学校と費用を調べて記事にしています。
まずは語学学校へ親子留学してみようかなと興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。
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セブ島親子留学の費用はいくら?親子留学プログラムのある学校を調べてみたよ!
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