台湾の九份に行ったら絶対に宿泊しようと計画を立てていったぴなこ一家です。
台北から来る日帰り客が帰ったあとの九份、朝の九份を満喫するためにどの宿がいいだろうと悩みに悩んだ結果、口コミもよく絶景が楽しめそうな陽光味宿-サニー ルーム(Sunny Room)という民宿に決めました。
私がこだわったのはシービューであることとテラス付きという2点!
サニー ルーム(Sunny Room)はそのどちらもクリアしていました。実際にサニー ルーム(Sunny Room)の宿泊時の様子や、滞在してみての感想などをまとめてみました。
細部にまでこだわった手作り感あふれる民宿。海と山の景色を堪能できる『陽光味宿-サニー ルーム(Sunny Room)』
サニー ルーム(Sunny Room)が建つのは、九份の観光バスなどが停まる大型の駐車場から徒歩2分ほどにあります。
観光客で賑わう九份老街までも徒歩3分という好立地なのも魅力的!
私たちはタクシーをチャーターして行ったので、十分を観光してから直接民宿まで送ってもらいました。
ちなみに、日本語の話せるドライバー付きのチャーターをお願いしましたよ。
チャーター予約はココからできます。
着いてすぐに宿のわんこがお出迎えしてくれましたよ。
民宿の目の前に広がる山々と基隆港。一気に気分が高まるー。
工場の廃材などがセンスよく利用されてる。
メリーゴーランドのポニーがノスタルジック。
こちらがチェックインカウンター&朝食をとる場所。
窓からの景色もいい!

着いてすぐに出してくれたお茶がほんのり甘くてとてもおいしかった♪
小さな囲炉裏があってここで煎れたお茶だったようで。
ふと中を見たらみかんのような柑橘系のものが入ってたので、甘味があったのはこの甘さだったのかな。
サニー ルーム(Sunny Room)は家族経営の民宿で、家族みんなでインテリアや装飾などをこだわって手作りしている温かみを感じる宿。
公式サイトをのぞいてみたら、サニー ルーム(Sunny Room)を一から家族で手作りしている様子の写真がたくさん掲載されていましたよ。
民宿の看板から、部屋に置いてある小物のひとつひとつが丁寧に作られているんですね。
これらの写真を見ているだけに、部屋に置かれている物ひとつひとつに、オーナー家族のこだわりや思いが込められてるんだなと感じました。

最大6人泊まれる、海が見えるファミリールームを予約
今回は私たち夫婦に次男(14歳)と三男(9歳)の4人旅行。お部屋は最大6人まで泊まれる『ファミリールーム シービュー(朝食付き)』にしました。
ファミリールームの部屋があるのはこの建物の2階。
下の部分が受付をしたり、朝食が食べられる食堂があった場所。
他にも客室のある建物が2棟ありますね。
2階の階段を上がったところからの景色。
シービューの眺めと、山小屋風のロフトのある部屋
部屋の中はまるで山小屋のような雰囲気が気に入ってこのお宿を選びましたよ。
部屋全体を撮り忘れてたのでこの写真はBooking.comから写真を借りてきました。
そして部屋の真ん中にあるこの窓。海が見渡せる眺めとテラスがついていたのが決め手。
しかーし、着いた日は午前中が雨からの曇り空。なので霧がかかってあまり景色が見えず残念。
これは明日の朝に期待!
それぞれの部屋にはコンセプトが決められていて、私たちの部屋は「Moonlight attic」月光の屋根裏部屋がテーマ。
ロフトは確かに隠れ家のような設計で子ども達が大喜び。

ロフトにあるベットの横の窓からも、山々を見下ろす形で海までの景色が見渡せます。
ベットはもう1台あるけど、そちら側には窓はありません。
窓の側でゴロゴロしたくなるよね。
マットはふかふかで、シーツもふとんもきれい。
3月の山の夜は寒くもなく、快適に眠れましたよ~。
部屋にはコーヒーとお湯をわかすポットも備えられています。
実は私はコーヒーはあまり飲まないので紅茶のティーパックを持参。
冷蔵庫も完備されています。買ってきた飲み物を冷やしておきました。
ラジオも聞けるのかな?プレイヤーがあったけど使うことはなかったですね。
でもセンス良く置かれてる。
バスタブ付きの広々バスルーム
そして次にバスルーム。中は広々です。
この洗面台はお湯とお水が別々に出るので、お湯は熱過ぎてちょっと使いにくかったかな。
歯ブラシなどのアメニティ、バスタオルなどのリネン類も備えられていました。
随所に手作り感を感じますね。
バスルームにはバスタブもあります。シャワーの水圧も良く、快適に使えましたよ。
シャンプー・リンスも備えられています。
バスルームにも窓がありますがブラインドもついてます。
部屋は2階にあって、窓の外は眼下に景色が広がるだけなので外からのぞかれることもないかな。
石造りのバスルームはきちんと清掃されていて清潔感もありましたよ。
バスルームの水槽をのぞいたら、メダカと、なんとおたまじゃくしー!!
これ癒される。
九份老街の散策から帰ってきた時は22時過ぎ。
霧が濃ゆく、街の明かりを包んでまるで山が燃えているよう。これはこれで幻想的な景色でしたね。
しばらくすると霧が晴れてきて夜景が見えてきましたよ。
九份から徒歩3分ほどなのに、先ほどの喧騒がうそのようにとても静かな夜。
ロフトのベットの横からもこの夜景。
夜景を眺めながら眠りにつくという贅沢。月光の屋根裏部屋のコンセプト通り。
この日は月は見えなかったけど、晴れた夜だと月明かりが降り注ぎこむのかな。
清々しい九份の朝を体中で感じる
夜景がきれいだったベットからの景色。朝には海まで見渡せる風景。
部屋の窓からもこんな風景。このソファに座って何時間でも見てられる気分です。
前日はチェックインしてから夜まで出かけていたので堪能できなかったテラス。
朝はこのテラスに座って淹れたて紅茶を飲んでまったりしました。
快晴!というわけではないけど、遠くまで見渡せて満足。空気は清々しく気持ちの良い朝です。
遮るものが何もないのでなんとも言えない開放感!
テラスから上を見上げるとロフトの窓・・
からカオナシ。
昨晩、散策のさいに購入したお面です(笑)
私たちが旅行したのは3月の春休み。
九份は山の上なので寒いかな?と思ったけど朝でも寒くなく、かといって暑くもなく、ほんとによい気候でした。
山の上の澄んだ空気は格別ですね。
『朝ごはんを食べにもう一度泊まってもいい』と思えるくらいおいしかった
朝食の時間は8時から。
正直、朝ごはんに重きを置いていなかったので、まったく期待をしていなかったんですよ。
まぁ食べれたらいいかな、くらいにしか思ってなかったもんだから、そのおいしさにびっくり!
こちらが朝ごはん。台湾風サンドイッチにバケット、小鉢が2種類、オレンジとトマト。
バケット乗ってるのはひまわりの種、くるみ、レーズン。
そしてその下にぬられているクリームが一体なんだったのか。バターでもなく、キャラメルっぽくもあり。
正体がわからなかったですが、甘くておいしかった。
そしてサンドイッチ。軽い衝撃を受けたこのおいしさ。
サンドイッチの中身は目玉焼き、キャベツ、トマト、チーズといたって普通のものだけど、意外な組み合わせがピーナツ!
ピーナツバターと呼ぶほどクリーム状ではない、小さく砕いたつぶつぶピーナツのほんのりした甘さと塩からさが絶妙にマッチしている!
これマネして作りたいけど、この味のポイントとなっているピーナツバター?のレシピが知りたい。
ありそうで日本にはない味なんですよね。
小鉢はしなちくの和え物。酸味のあるタレは日本人の口に合うはず。
トマトに梅という組み合わせは台湾ではよく見る組み合わせですね。
屋台にあるトマト飴も間に梅干しが挟んであったし。
ほんとに満足な朝ごはんでした。
この景色を眺めながらいただけたので格別ですよ。
宿のわんこちゃんも大人しくておりこうさん。
朝食後も景色を眺めながらまったり。
猫ちゃんも何匹かいてかわいかった。
朝食を食べた後は朝の九份の街を散策しに出かけました。
まだ観光客がほとんど来ていない朝の九份は、のんびりと散策できましたよ。
2時間朝の九份の街を歩いて、買い物をして11時にチェックアウト。
九份に泊まったからこそ帰りの時間も気にせずに満喫できたと思います。泊まって良かった!
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まとめ
今日は九份にある絶景が楽しめる民宿「陽光味宿-サニー ルーム(Sunny Room)」を紹介しました。
今回のポイントをまとめると、
良かった点
九份老街から近距離のロケーション
開放感たっぷりのテラスに部屋の窓
自然に囲まれて静かな夜を過ごせる
思った以上においしい朝ごはん
泊まりだからこそ堪能できる九份の街
留意すべき点
部屋によっては窓の前を宿泊客が行き来する
「陽光味宿-サニー ルーム(Sunny Room)」はロケーション、過ごしやすさ、開放感、景色、とどれを取っても満足いくものでした。
できればもう1泊したかったと思いました。
宿泊すれば九份を堪能できると思ったけれど、結局は時間があまり足りなかったんですよね。
これだけ絶景のお宿なんだから、九份の街を散策だけで終わるのはもったいない。
テラスや部屋の窓から外を眺めながら1日、いえ半日でもゆっくりと過ごす時間が欲しかったなと感じました。

今回私たちの部屋は2階のファミリールームだったので部屋の前を人が通ることはなかったんですが、出入口につながる道に面した1階の部屋の前は、宿泊客やスタッフが部屋の前を行き来します。
窓からの景色が売りなので壁には大きな窓がついている部屋がほとんど。
気になる方は予約時に確認をしておいた方がいいですよ。
陽光味宿-サニー ルーム(Sunny Room)
Address:新北市瑞芳區基山街204號
TEL:+886-971-399-968
公式サイト:http://www.sunnyroom.tw/
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九扮に宿泊できなくても日帰りツアーで満喫する!

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